【必見】蚊の生態①!
ヒトスジシマカの生態について
ヒトスジシマカについて
- ヤブカの一種であり、体調は4~5mm程度
- 腹部から背中部には、白い鱗片が横に並んで細い横帯ができている
- 国内分布:本州、四国、九州、沖縄
- 5~11月ごろまで飛来する
- ヒト以外にも多種類の動物を吸血する
ヒトスジシマカが媒介するウイルスについて
- デングウイルス
- チクングニヤウイルス
デング熱について
- 潜伏期間通常3~7日程度
- 2~4割の人に38~40度の発熱を発症し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹が現れる
- 通常、死に至る確率は低い
- デング熱はデングウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカがヒトを吸血することで感染
- ネッタイシマカは国内に常在しておらず国内での感染はヒトスジシマカによるものと考えられる
- ヒトからヒトに直接感染するような病気ではない
チクングア熱について
- 潜伏機関通常3~7日程度
- 感染した人の大多数は急性熱性疾患の症状が現れる
- 発熱と関節痛は必発
- 発疹は8割程度に現れる
- 通常、致死率は低いが、基礎疾患があったりした場合確率は上がる
- チクングニア熱はチクングニヤウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカがヒトを吸血することで感染
- ネッタイシマカは国内に常在しておらず国内での感染はヒトスジシマカによるものと考えられる
- ヒトからヒトに直接感染するような病気ではない
感染防止対策
- 屋外での活動であれば、長袖、長ズボンを着用
- 素足でのサンダルは避ける
- 虫よけを活用して蚊を寄せ付けないようにする
- 室内の蚊は駆除
- 不要な水溜まりを作らないようにする
ここにはより詳しく刺されにくくする方法がかいてあります!
〈参考文献〉
- 『蚊の観察と生態調査』津田良夫
- 『蚊の不思議』宮城一郎編著
- 『蚊學ノ書』椎名誠